母屋隣での若夫婦の為の住宅です。
多雪地域でありながら、庭との連続感をもたせる為に、少し高床の平屋建物としています。内部は大きな方形天井のもとワンルーム空間としています。
どんより曇っている雪国に新たな空(天井)をつくり東西南北に4つの天窓を設け、明るい室内にしています。ワンルームを間仕切る為に、天窓から布の筒を下し光の分布によってもゾーンを分けています。
布筒は、天窓からの光を拡散させより明るくし、夜は下から照明をあて行灯のように光ります。また布の重なり枚数により向こう側の見え方が変わり、はっきりは見えないけれど気配を感じるワンルーム空間としています。
竣工 | 2008年1月 |
所在地 | 新潟県妙高市 |
用途 | 住宅 |
構造・規模 | 鉄骨造1階建て |
敷地面積 | 532.56㎡(161.09坪) |
建築面積 | 167.13㎡(50.55坪) |
延床面積 | 143.14㎡(43.29坪) |
AWARDS
2008グッドデザイン賞 House S /布筒の家
JIA 日本建築家協会「日本建築家協会優秀建築選 2008」
JIA 日本建築家協会「建築家のあかりコンペ 2008」入選
PRESS
2008.03 「日経アーキテクチュア」2008.3-24
2008.11 「ガレージのある家」vol.14
2009.01 「THE ARCHITECTURAL REVIEW」2009.JAN
2011.01 「ガレージのある家」Best100 vol.2